シニョールに「bis...お替わり」と

セクレタリーが声を掛けます。

彼がいち早く覚えたビスという

イタリア語を何かと使うのは

ワインとオリーべ。





「又ビスなの⁈ 大丈夫?

食べ過ぎ飲み過ぎでは?」




「全然大丈夫!

隣のおばさんなんか俺の3倍はビス

してるよ!」

お隣の席にドーン!と陣取る

シニョーラ、とてつもなくデカイ

です。




セクレタリーの見立てによると

200kgあると言うのですが、まさか

そんなにはいくら何でも盛り過ぎ

でしょう!




「いやあ、あるよ絶対‼︎

プロレス級だよ!腕を見た⁈

まるで大木。スッゲー!あんな腕を

振り回されたら4〜5人は

吹っ飛ぶ!」





「言い過ぎだって!聞こえるって!」

とは言ったものの実は言い過ぎでは

無いかも知れません。

セクレタリーが180cm100kg

彼女も同じ位の身長かと思われます。




200kgとまではいかないにせよ

180とか190とか?

やはり確かに巨大です。

いずれにせよ強烈な事だけは確か。

そしてお連れの男性はご主人で

しょうか?

いたってレギュラーサイズ。

カップルではないのかなぁ〜?




「だからさー、プロレスラーだよ

きっと。




連れはマネージャーか事務所の

関係者じゃない⁈付き人かも知れない

けど...」

成る程、あり得るかも知れません。




「有名なのかなぁ〜?

日本なら女子プロのメンツは

ある程度知ってるけど

イタリアの女子プロは全然知らない

からなぁ〜!



サイン貰っといた方が

いいのかなぁ〜?」

凄い人気のレスラーかも知れないし...



〈こんなサインかも知れないね?〉





「えーっ!やめなさいよ!

そんな、

そうだかどうかも分からないのに...」