スゲェ!アーティーチョークが
普通に八百屋で買えるんだね⁈
濃度2%の塩水にレモンを入れて
芯を下にして茹でるのがコツなんだ」
と、セクレタリーが言うので
ビックリ‼︎
エッ! やけに詳しいではないか!
アーティチョークの調理なんて
そんじょそこらのコックには
経験無さそうだけど...
ましてやコックでもないのに...」
「俺、鍵っ子だったから一人家で
テレビ観てる事が多かった。
世界の料理ショーという
TV番組があってグラハムカーが
MCでスッゴク面白かったんだ!
俺のヒーローだった!」
〈92歳のグラハムカー氏〉
強めの塩水で30分茹でると
中心部が柔らかくなりマヨネーズを
付けると旨い!
水から茹でるのがコツ。
お湯に入れると黒くなるから...
番組を観るようになってから最初に
作った料理がアーティチョーク。
小5の夏休みに友達と銀座の
マクドナルドに行った時、
大きい本屋で料理図鑑というゴッツイ
本を買って来て
世界の料理ショーでやってた
アーティチョークの調理法を詳しく
調べて次の週に又、銀座に行き
松屋でアーティチョークを買って
試した。
それが上手く出来た事ですっかり
料理にハマって出来そうな物から
次々といろんな物に手を出した。
鍵っ子だったから自由にやれたけど
ある日、親に見つかって、めっちゃ
怒られて1人で火を使うのを禁止
されたから、日曜日に親が居る時、
台所に立って...
そしたらオフクロより俺の方が
センスいいし、繊細だし、気合いも
違うし、そもそも手先の器用さが
優っているし、断然旨いのを作るから
結構楽しみにされ出した。
妹が「兄ちゃんの作るご飯の方が
美味しくて洒落てる!」と言った。
鼻っから、義務でやってる母親とは
比較にならない程、メキメキ腕が
上がったと思う。
当然だよ!
頭も腕も出来が違うからね‼︎
将来は料理人になろうと決めて
親に言ったら親父にメチャクチャ
馬鹿にされて
「女の子ならまだしも男が
ちまちま台所に立ってどうする‼︎
そんな事より勉強しろ‼︎」と言われ
台所を奪われた。
でもそんな事ではめげなかった。
婆ちゃんの所に行って一緒に
スーパーで作りたい料理の材料を
バンバン買い込んで週一位のペースで
食事を作ってやったら凄く喜ぶし
評価してくれて、男の子がこんな風に
料理上手になるなんて考えた事も
無かった!
正しく天才だ‼︎って。 笑
それからちょくちょく小遣いを
くれたり、何より家にない
高価な食材や調味料を買うのも
OKだったから益々、熱が入った。






