背黒カモメの餌付けが容易くないと

思われる大きな理由のひとつは

同じ大地を共に過ごしていないと

いう事にあります。






犬や猫、リス、ライオン、キリン。

生活拠点は違っても個々と向き合えば

地に足を着けるとか、

足を踏ん張るという事は理解して

くれそうですが

水中に居るものと空中にいる

もの達とは胸の奥深く、

機微に触れ合えないというか

頷き合えないというか...



例えば、足の親指が巻き爪になった

事があるか...を問い掛けた時

「ある、ある!」とか

「なった事は無いけど、なりそうな

爪の形をしてるんだよね、オイラ。

だからちょっと不安なんだ!」とか、

そんな風に犬も猫も言いそう。


リスもライオンも言いそうな気が

する。

まあ、魚は足が無いので論外ですが

空飛ぶ背黒カモメは巻き爪に不安を

抱きそうな気配が少しも感じられ

ないのはもしかして私だけなの

でしょうか?



と、そんな事を考えつつも調教師と

しての本分は怠る事なく空中キャッチ

の為、たゆまぬトライを繰り返して

いたところ一羽のカモメがパンに

食い付きました。



一度成功すると次々と他のカモメ達も

右へ倣えとばかりキャッチし始め

旋回しつつもどうやらパンが

飛んで来るのを待っている様子。



構えている事が見て取れます。

リス同様、先頭を行く切込隊長の

存在がいかに重要なのかが分かり

そのリーダーシップこそが

群れをなす生物の明暗を分ける。


 〈重要なリーダーシップの存在〉




オット!

ここで、この分析はこれ等の生態に

ついて新たな考察の論文として

学会に発表すべき貴重な資料と

なり得るのであろうか?

という疑問が過りました。


       どうなのだろう?