セクレタリーに首根っこを掴まれ
道路の端へと移動させられたのは
確かですが、
本当に首根っこを掴まれた訳では無く
そもそも私の首に根っこは
ありません。
備わっていません。
つまりそれに等しいような扱いを
受けたという事です。
不本意ながら...
実際には腕を掴み私を道路の
中央から端まで強制的に移動させた
という事です。
つまり道ゆく人の邪魔になっていた
かも知れない状況から抜け出させた
という事らしいのでした。
「一体どうしたの⁈
何故、急に立ち止まって全然動かなく
なる訳⁈
ホント理解しにくいよねー!
連れの事なんか知った事じゃないと
ばかりドンドン行くかと思えば
急に人混みの中で立ち止まって
動かない。
何かあった?もしかして忘れ物?
駅に財布とかパスポートとか
落としたとか?」
それでセクレタリーに頭の
ゴチャゴチャを説明。
「スゴロクで言うとスタートに戻る
的なパニック状態‼︎になっちゃって
大変な事をやらかしたかも
知れない」
「なーんだ!そんなのいつもの事
じゃん!又、頭のネジが1本何処かに
行っちゃったんじゃないの⁈
珍しくもないじゃん!
大体そういう人なんだからさー、
いつだってネジが1本ブラブラして
るじゃない‼︎
ちょっと休もう!
お茶でもしてその頭のゴチャゴチャを
最初から説明して!
対策を考えてみよう!」
〈画家でなくてもパレットを
片手に...〉



