以前、長崎から上京したばかりの
若い子を依頼の元、渋谷に案内した
事があります。
TVで観ていた憧れのスクランブル
交差点にどうしても行きたい!と
言うので連れて行ってくれないかと
頼まれたのでした。
渋谷の交差点を見せて
それだけで帰って来ても良いのかを
聞くと
「そりゃあないでしょう⁈
若い女の子なんだからSHBUYA109
とかパルコとかセンター街とかに
ちょっと連れて行ってやってよ!
どうせ毎日、渋谷でブラブラ
してるんだから...」と言われ
依頼のままに付き合う事に
なったのです。
別にただブラブラしていた訳でも
ないのですが....
その娘を連れて渋谷駅から
スクランブルまで来ると「ワアー、
ワアー!」と言いながら立ち止まって
クルクル周囲を見まわし、というか
自分もクルクルし始めて...
「ちょっと!ちょっと!立ち
止まっちゃ駄目‼︎
人の流れに沿って歩かないと妨害
する事になるし、危ないしホラ!」と
腕を引っ張り流れに逆らわず進ませ
スクランブルを渡り切りました。
その行為が不満だったようで
もう一度信号を待って渡りたい!と
言い出し、結局5回も青信号を待ち
交差点を行ったり来たりしたのです。
何が楽しいんだかサッパリ分からん!
事でした。
交通量の多い交差点で歩行者を
円滑に進める為のシステム。
それをこんなに楽しめるなんて
"おのぼりさん"そのものだなぁ〜と
思ったものです。
さてイギリスロンドンでの
"おのぼりさん"である私も多分
あの時の田舎娘と変わらない
田舎者振りだったに違いありません。
「ちょっと!ちょっと!振り向きも
せずにドンドン行かないで!
止まりなさーい‼︎」
「まさか、連れが居る事を
忘れてる訳じゃないよね⁈
こんな所でハグれたらどうする気⁈




