たった独りになってしまった 

Mちゃんを何としても救いたくて

自分なりに考えて、考えて、

考え抜いて母に胸の内を伝え、

何でもするから...と懇願した🙏


しかし全く

聞き入れてはくれなかった。



「大人が考える事だ!」と母は

言った。


どちらかと言えばふんわりした性格の

母がその時はやけに毅然としている

ように見え

その壁がとてつもなく厚く高い事を

悟り、同時に己の無力さを思い

知らされた。




1ヶ月程した頃、

PTA会長のおばさんとその娘

(小5だが別のクラスで友達では

なかった)

そして私の3人で

次の日曜日、 Mちゃんに会いに行く

事が決まったと担任の先生から

聞かされた。



当日、母が箱入りのお菓子を持たせて

くれた。🎁



タクシーの真ん中の席にPTA会長さん

両脇に娘と私が座った。🚕

目的地まではかなりの距離があり

相当な時間を要した。


初めて会ったPTA会長さんと

話した事も遊んだ事もない子と

一体何を話せば良いのかが

分からなかったし、話題を探す気にも

なれなかった。


ただこのタクシーで何処に行くの

だろう?、多分しかるべき場所と

いう所に向かっているのだろうと

思った。

それは長く苦痛な時間だった。



⛪️

着いた所は港区の聖〇〇修道院と

書かれた立派で綺麗な建物だった。

正門から建物の入り口まで車が

走れる程広い敷地でまるで外国映画に

出てくるような初めて目にする

別世界が広がっていた。✝️