今日は、失語症会話パートナー養成講座の第4回目
受講生の方々が、実際に失語症の当事者の方と会話をするという実践編でした
実際に体験をしてみると、いろんなことを感じられたようで・・・。
日ごろの自分自身のコミュニケーションを振り返った方も多くいらっしゃいました。
「相手の言葉がでてくるのを、待つことが難しい。」
「会話が途切れると、なんか話さなきゃと思って、結局私がいっぱい話してしまう。」
「ゆっくり話しすぎて、気を悪くされたかもしれない。」
「話題がでないと、自分から盛り上げるのが難しい。」
本当に、そうなんですよね・・・。
失語症やコミュニケーションしょうがいをお持ちの方々と話すと、
学ぶことが多い。
話すスピード
わかりやすく話す方法
話し手の意図をくみ取る力
聞きとった話題をふくらませる力
そして、何よりも、相手の気持ちによりそうスタンス
こうしたことが、問われます。
私は当事者の方に、ずいぶん育ててもらいました。
それでも、今でも、重度の失語症の方とコミュニケーションするときには、
どのような話題で話をしたらよいのか、困ることもあります。
自分のコミュニケーション能力が問われます。
でも、
技術より何より
一番大切なことは
「話している相手、相手の人生や考えに、実際に興味を持てているか。」
ということかもしれません。
それが、あれば、コミュニケーション技術は後からついてくる
と、思いますです