お鍋の季節ですね。
今週は家庭裁判所に行ってきました。
父の失踪宣告手続きです。
先月、帰国していた息子と共に申請は済ませていたのですが、
今回は聞き取り調査がありました。
父の書き置きや最後の連絡となった手紙などを提示しました。
色々な聞き取りの中で不思議に感じたコトがひとつ・・・
「あなたはなぜこの宣告をしようと思いましたか?」と。
一瞬は「はぁ?」となりましたが、私のようなケースばかりじゃないので、
自分の物差しでは測りきれないものです。
人間一人を故人にしてしまう手続きなのですから・・・
でも私がやらなかったら、私の死後も生き続けることになると思うし、
何より父の遺言だから。
そしてその財産を相続する権利のある者にとっては一大事ですよね。
私の場合は生前贈与という形で相続を終えていましたし、
残る財産があるとしてももう相続するつもりはありません。
相続の対象者としては、私と兄になるわけですが、
この兄がまた3年前に消えてしまったんです。
調査官から兄の質問を受け、戸惑う私。
情けないやら苦しいやらで言葉が出なくなってしまいました。
「いいんですよ・・・慌てなくても。ゆっくり話してくださいね」と
優しい女性調査官に助けられ、
そして大きく息を吸ってまた話し始めました。
2時間近くに及ぶ調査は無事に終了し、4階から1階に案内してもらい、
官報の公告をする手続きをしました。
ここで調査官とお別れして、1階から8階まで別の男性が案内してくれました。
またここで別の担当者に代わり、広告代を支払いました。
奥の席では「第○○○○○号・・・・・・」と書類を読み上げ
預かり金の収納が終わり「帰宅しても良いですよ」と
声を掛けてくださいました。
家を出発してから、父の最後の住所地である大阪まで1時間半、
聞き取り調査に2時間、そして4階→1階→8階と、
私には無意味とも思える手続きを終え放免となりました。
もう・・・
何て言ったらいいのか・・・
言葉が思いつかなくて・・・
こんな経験は滅多に出来ないからっ!!
前夜は頭がクルクルして、ハサミでチョキンと指を切り、
お腹がピッピになった小心者です。
全てが終わるまでにはまだ半年かかるそうです。
終わった頃には少し強くなれてるかなぁ・・・?
