読書感想文 きみはいい子① | 専業主婦万歳

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DIY大好きな主婦の日記です。



ブロ友さんが読んだという本を買ってみた。

Amazonの中古で20円(送料込み277円)でも新品同様!





ほとんどは子供の虐待をテーマにして書いてある。


彼女(ブロ友さん)がこれを読んで私を思いだしたっていう作品は5作目の「うばすてやま」


自分でも自覚できる・・・特に2ヶ所(笑)





読み終わって作者の中脇初恵さんってどんな人だろうって調べてみたけど、

生い立ちや家族構成などは見当たらなかった。


徳島の山間部に生まれ17歳の時に第2回坊っちゃん文学賞 にて『魚のように』により大賞を受賞。

筑波大学 第二学群比較文化学類へ進学という経歴の持ち主。


経歴なんてどうでもいい。


「もっとちゃんと見て!目を開けて見て!」って伝えたい。


虐待ってこんなもんだと世間が誤解してしまわないかと思う。


叩くときはね、「ぺちっ」って叩いても指のあとは着かないよ。


そういうときは「バチン」って鈍い音がするんだよ。


つねるってのはね、細胞がつぶれてアザができるんだよ。


だからホッペはつねらないのよ。


投げ飛ばすときはベッドじゃないよ・・・場所なんて選んでない。


それが瞬間にわき上がる人間の感情だから。


もっともっと真実を見て正しく書いて欲しい。


そうすれば児相ももう少し動いてくれて、せめて命を落とす子供達だけでも救えるかも。


誰か(他人)に一度、抱きしめられたぐらいで積み重ねた年月が取り返せるわけないんだよ。


重い荷物を引きずってでも自分の足で歩かないと何も始まらないし終わらない。


貴女の小説を読んでいると、「いつか自分も誰かが助けに来てくれる」って誤解する人が

増えそうで怖いよ。

作家って本を売るのが職業だから、真実を伝えることが使命な訳じゃないもんね。


わかってるつもりなんだけど、こういうのは辛いなぁと思ってしまう。


悔しいからもう1冊読んでみよっと。


そしたらこの人のことがもう少し分かるかも知れない。





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