電話
マンションの
最寄りの駅に着いて
携帯を開く
断りの電話も
しなきゃいけなかったし
丁度良かったのかもな
プルルル…プルルル…
『もしもし』
『美奈子です!
連絡遅くなって
すみません!』
『良いよ良いよー!
それで話ってのはね
昨日
美奈子ちゃんを
場内してくれた
松本さんって覚えてる?
その人がね
さっき
今日は美奈子ちゃんは
出勤してるかって
電話が来たんだよー
それで
いませんって言ったら
いつ出勤するか
知りたいみたいで
また話したいんだって!
もし都合つくなら
明日とか
出てこれないかな?』
最寄りの駅に着いて
携帯を開く
断りの電話も
しなきゃいけなかったし
丁度良かったのかもな
プルルル…プルルル…
『もしもし』
『美奈子です!
連絡遅くなって
すみません!』
『良いよ良いよー!
それで話ってのはね
昨日
美奈子ちゃんを
場内してくれた
松本さんって覚えてる?
その人がね
さっき
今日は美奈子ちゃんは
出勤してるかって
電話が来たんだよー
それで
いませんって言ったら
いつ出勤するか
知りたいみたいで
また話したいんだって!
もし都合つくなら
明日とか
出てこれないかな?』
分かってる
【お疲れ様!
佐藤です
昨日はありがとう!
ちょっと
話があるので
時間出来たら
何時でも良いので
電話下さい!
今掛けたのが
俺の番号なんだけど
一応伝え ておくね!
090XXXXXXXX】
膝がカクンと折れた
馬鹿みたい
本当は
連絡なんて
あるはずないと
ちゃんと分かってる
だけど
万に一つの可能性が
こんなにも
虚しい気分を
生み出す
佐藤です
昨日はありがとう!
ちょっと
話があるので
時間出来たら
何時でも良いので
電話下さい!
今掛けたのが
俺の番号なんだけど
一応伝え ておくね!
090XXXXXXXX】
膝がカクンと折れた
馬鹿みたい
本当は
連絡なんて
あるはずないと
ちゃんと分かってる
だけど
万に一つの可能性が
こんなにも
虚しい気分を
生み出す
期待
全身の毛穴が
一瞬にして開いたのを
感じた
着替えもせずに
携帯を握り締めて
非常階段へ駆け込んだ
あの頃と同じ
心臓がバクバク鳴っている
もしかして
もしかして…
もしかして…!
メールマークを
カチカチとせっかちに押す
知らないアドレス
お願い…!
本文をクリックした
一瞬にして開いたのを
感じた
着替えもせずに
携帯を握り締めて
非常階段へ駆け込んだ
あの頃と同じ
心臓がバクバク鳴っている
もしかして
もしかして…
もしかして…!
メールマークを
カチカチとせっかちに押す
知らないアドレス
お願い…!
本文をクリックした