168
まだ始発の
時間帯なのに
駅には
早くも
大勢の人がいる
朝早くから
出勤なのか
または
残業明けで
これから
家路につくのか
サラリーマン風の
男の人が
煙たそうな目つきで
辺りを見回していた
【普通】の
職業の人には
私たちは
どんな風に
映っているのだろうか
時間帯なのに
駅には
早くも
大勢の人がいる
朝早くから
出勤なのか
または
残業明けで
これから
家路につくのか
サラリーマン風の
男の人が
煙たそうな目つきで
辺りを見回していた
【普通】の
職業の人には
私たちは
どんな風に
映っているのだろうか
167
お店を
出る頃には
もう外は薄明るく
きっと
同じ業界であろう
女の子や
派手なスーツに
身を包んだ
男性が
明け方の繁華街を
歩いている
携帯をいじりながら
駅へと向かう人
ポケットに手を入れて
路上でタクシーを
待っている人
酔っ払って
両脇を抱えられて
足元が覚束ない人
18年間
住んでいる
同じ東京なはずなのに
私が生きてきた
場所とは明らかに違う
まるで
ここは異世界だ
出る頃には
もう外は薄明るく
きっと
同じ業界であろう
女の子や
派手なスーツに
身を包んだ
男性が
明け方の繁華街を
歩いている
携帯をいじりながら
駅へと向かう人
ポケットに手を入れて
路上でタクシーを
待っている人
酔っ払って
両脇を抱えられて
足元が覚束ない人
18年間
住んでいる
同じ東京なはずなのに
私が生きてきた
場所とは明らかに違う
まるで
ここは異世界だ
166
『愛ちゃんは
彼氏いるの?』
大きく
被りを振った
『私も
ちょっと前に
別れちゃったの
でも
一人も気軽だから
当分は
彼氏いらないかもー』
確かに一人は
楽だ
休日は
自分の好きに使えるし
デートの前日は
何時間も掛けて
洋服を選ばなくても良い
だけど
私は恋がしたい
仕事終わりに
メールを
チェックする時の
胸が高鳴る
あの感覚を
もう一度
味わいたい
彼氏いるの?』
大きく
被りを振った
『私も
ちょっと前に
別れちゃったの
でも
一人も気軽だから
当分は
彼氏いらないかもー』
確かに一人は
楽だ
休日は
自分の好きに使えるし
デートの前日は
何時間も掛けて
洋服を選ばなくても良い
だけど
私は恋がしたい
仕事終わりに
メールを
チェックする時の
胸が高鳴る
あの感覚を
もう一度
味わいたい