校了したので、しばし読書を……。 | when in doubt, castle.

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フリーランス編集者による、日々の備忘録。タイトルはカート・ヴォネガットのパパの言葉から拝借。           曰く「迷った時は、一か八かの勝負に出ろ!」

今週は校了が続いたけれど、何とか終了。
メインは『BRUTUS』(「プレイステーション」特集 10/1発売)と
『MEN’S Precious』(「男の本棚」企画 10/7発売)の2誌。


「プレステ」の方では池谷裕二さん、茂木健一郎さん、
吉岡徳仁さんにインタビューをしました。


「本棚」の方では、植草甚一、柳宗悦、坂口安吾、武満徹、
ゲンズブール、サルトル、フロイト、ボルヘスの
本棚について言及しています。


「“個体識別”を可能にする装置としての本棚」
みたいな一説を書いたら、
編集長から「意味が判りません」ってツッコミが入った(笑)。
さすが、学年誌や辞書を出している大手出版社! 
回りくどい修辞より、事実の正確な伝達を大切にする
社風のようです、小学館は。



というわけで一瞬時間ができたので、以前購入してそのままだった
ポール・グッドマンの『文学の構造--形式批評の方法』を、
現在読書中。



スーザン・ソンタグが、『土星の徴しの下に』の中で
グッドマンをベタ褒めしていたので、どんな人なんだろうかと思って。
でも正直「古い」かなぁ。結論は、もう少し読み進めてからだけど。

これを読んだら、菊地成孔さんの『アフロ・ディズニー』に
取りかかる予定。


来週会う予定なので、それまでに読んでおかないと。

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