あかごとの一週間… | Irodori Photography 〜イロドリフォトグラフィ〜

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日々の彩り(Irodori)をきりとり未来に残すお手伝いをします。
マタニティ、新生児、バースデー、七五三、ブライダルなどの記念撮影から、日常の大切な瞬間の撮影まで。
首都圏への出張撮影承ります。

子宮のなかの羊水に浸かって、

へその緒で呼吸していた あかごが

この世に降り立って

ちょうど一週間になりました

(一週間前のちょうど今頃はまだ陣痛との闘いのさなかでした)


私も 「はい、今日からお母さんね」

という、

人生が180度変わるような大きな変化があってから 一週間です


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いくら 大変な想いをして産んでいても、

「お母さん、こう思うわ」とか

「お母さん、ご飯食べるからね」とか…

自分のなかに、

これまでれなかった

お母さんという第一人称が

いきなり作られるのだから、

私のアイデンティティは 不安定になりました

最初、

「お姉ちゃん、こう思うわ」という人称のほうが自然な気さえ

してしまい、そんな自分に戸惑いました



身体の変化もめまぐるしく

子宮がしぼみ お腹がペタンコになり

悪露(子宮粘膜の分泌)という血液がどっと出て

会陰切開の箇所がチクチク痛み

母乳形成のため 胸がカチカチに張り

そのために貧血になり 微熱が出て

さまざまにエネルギーを使うため

出産直後の4kg減から更に3Kg落ちました


平均で、ほぼ一時間半~二時間 毎の 授乳のため

細切れの睡眠になり

意識が朦朧とするときもありました


毎日毎時毎分毎秒 少しずつ表情を変えるあかごを前に

おぞましいほどの生命力を感じ

同時に か弱さと儚さに緊張感を覚え


愛しくて仕方なくなり

あかごを 大切にしたい という想いと

いったい自分に 母親が務まるのかという

不安がつのり

涙が止まらなくなる夜もありました



同時に強い自信に満ちあふれる瞬間もありました

私もあかごと共に

精神的に産まれなおしたのかも

しれないと思う程でした


これまでの人生を

全て あかごに

受け入れられた気がしたのです


この子に逢うために今までの

自分が あったのかな とさえ感じました


あの時…

あの人と出会ったこと

あの道を曲がったこと

あの音楽を聴いたこと

あの本を読んだこと

あのご飯を食べたこと

あの写真を撮ったこと

あの仕事をしたこと

あの涙を流したこと

選択肢全てがあかごとの出会いに

繋がっている気さえしました



そして

大きくてゴツゴツした手や足

形の悪い胸

筋肉質で骨張った身体

など、これまでコンプレックスと感じていたことが

どうでもよくなりました

あかごが 無条件の愛をもって

自分を受け入れてくれた気がしました


飽きっぽくて 見栄っ張りで 欲張りで

なんでも中途半端で 流されやすく

弱い自分も

あかごにとってはたった一人の母親であり、

そんな弱い自分のところに降りてきてくれたあかごに感謝しながら

少しずつ 強くなろう と思えるのでした




さあ、今日はいよいよ退院です

あかごと自宅に戻り 

新しい生活がスタートします


不安もたくさんあるけど

少しずつ 進んでいこう、そう思います



お読みいただき、ありがとうございます