VIX指数の動き(2013年7月29日時点):13.39%、前日比+0.67ポイント
7月29日のNY株式市場は下落しました。NYダウ工業株30種平均は前日比-0.24%、ナスダック総合株指数は同-0.30%となっています。
朝方発表された6月の中古住宅販売成約がコンセンサス予想を下回ったこと、さらにFOMCを控えて利益確定売りが出たことから、売り優勢ですいいしました。途中買い戻しが入る局面もありましたが、結局前日比マイナスで引けています。
なお、債券相場も利益確定売りが入ったことから下落(長期金利は上昇)し、外国為替市場では、米ドルが円を除く主要通貨に対して反発しています。
S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、7月29日の終値は13.39%となりました。前日比0.67ポイントの上昇で、3営業日振りに反発しました。投資家心理が悪化したことを示しています。
下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです(2009年以降のチャート)。VIX指数はまだ低位を維持しています。
下記はVXV指数のチャートです。7月29日時点のVXV(S&P500指数の3カ月ボラティリティ)は15.11%で、前日比0.31ポイント上昇しました。3営業日振りの上昇です。
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