CME日経平均先物の投機筋のポジション動向(7月23日時点)…買い越し枚数は高水準を維持!
シカゴ日経平均先物取引について、2013年7月23日時点でのノン・コマーシャルズ(CTAやヘッジファンドなどの投機筋)のポジション状況を確認しておきましょう。
下記はノン・コマーシャルズのポジション動向(ドル証拠金ベースと円証拠金ベースの合計)です。
ノン・コマーシャズについては7月23日時点では37,384枚の買い越しとなりました。39週間連続の買い越しで、買い越し枚数は前週に比べて1,223枚増加しました(2週間振りの増加)。
CTAやヘッジファンドなど投機筋のスタンスは、「強気」継続と判断します。
なお、円証拠金ベースのみのポジション動向をみると、7月23日時点では29,017枚の買い越しとなりました。40週間連続の買い越しで、買い越し枚数は前週に比べて1,934枚増加しました(2週間振りの増加)。
投機筋のスタンスは、「強気」継続と判断します。
次に実需筋(コマーシャルズ=年金など機関投資家、ドル証拠金ベースと円証拠金ベースの合計)のポジション動向をみてみましょう。
7月23日時点では5,482枚の売り越しとなりました。6週間連続の売り越しですが、売り越し枚数は前週に比べて460枚減少しました(2週間振りの減少)。
年金など実需筋のスタンスは、「弱気」継続と判断します。
最後に小口投機家(Non-Reportable)のポジション動向をみてみましょう。
7月23日時点では31,902枚の売り越しとなりました。94週間連続の売り越しで、売り越し枚数は前週に比べて1,683枚増加しました(2週間振りの増加)。
小口投機家のスタンスは、「弱気」継続と判断します。
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