VIX指数の動き(2013年6月10日時点):15.44%、前日比+0.30ポイント
6月10日のNY株式市場はまちまちの動きとなりました。NYダウ工業株30種平均は前日比-0.06%と下落しましたが、ナスダック総合株指数は同+0.13%と続伸しています。
米格付け会社のS&Pが米国国債の格付け見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げたことから、買い優勢でスタートしました。ただ、その後は利益確定売りも入り、もみあう展開が続きました。結局、前日比変わらずの近辺で引けています。
なお、債券相場は続落(長期金利は低下)し、外国為替市場では、米ドルが円を除く主要通貨に対して下落しています。
S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、6月10日の終値は15.44%となりました。前日比0.30ポイントの上昇で、3営業日振りに反発しました。投資家心理がやや改善したことを示しています。
下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです(2009年以降のチャート)。VIX指数は低位を維持しています。
下記はVXV指数のチャートです。6月10日時点のVXV(S&P500指数の3カ月ボラティリティ)は17.73%で、前日比0.01ポイント上昇しました。ほぼ横ばいです。
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