CME日経平均先物の投機筋のポジション動向(6月4日時点)…買い越し枚数は2週間振りに減少!
シカゴ日経平均先物取引について、2013年6月4日時点でのノン・コマーシャルズ(CTAやヘッジファンドなどの投機筋)のポジション状況を確認しておきましょう。
下記はノン・コマーシャルズのポジション動向(ドル証拠金ベースと円証拠金ベースの合計)です。
ノン・コマーシャズについては6月4日時点では35,702枚の買い越しとなりました。32週間連続の買い越しですが、買い越し枚数は前週に比べて7,804枚減少しました(2週間振りの減少)。なお、買いポジションと売りポジションは両方とも減少しています。
CTAやヘッジファンドなど投機筋のスタンスは、まだ「強気」継続と判断します。
なお、円証拠金ベースのみのポジション動向をみると、6月4日時点では19,997枚の買い越しとなりました。33週間連続の買い越しですが、買い越し枚数は前週に比べて8,407枚減少しました(2週間連続の減少)。
投機筋のスタンスは、まだ「強気」継続と判断します。
次に実需筋(コマーシャルズ=年金など機関投資家、ドル証拠金ベースと円証拠金ベースの合計)のポジション動向をみてみましょう。
6月4日時点では6,605枚の買い越しとなりました。87週間連続の買い越しですが、買い越し枚数は前週に比べて1,602枚減少しました(3週間連続の減少)。
年金など実需筋のスタンスは、まだ「強気」継続と判断します。
最後に小口投機家(Non-Reportable)のポジション動向をみてみましょう。
6月4日時点では42,307枚の売り越しとなりました。87週間連続の売り越しですが、売り越し枚数は前週に比べて9,406枚減少しました(3週間連続の減少)。
小口投機家のスタンスは、「弱気」継続と判断します。
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