ドル円相場のAVSと一目均衡表(2013年6月7日時点):3週間連続でドル安円高進行!
先週末の外国為替市場では、雇用統計の発表のあと、ドル円相場が乱高下しました。ここで久し振りにドル円相場のAVSと一目均衡表のチャートを確認しておきましょう。
6月7日時点では1ドル=97.525円で引けています。先週は2.891円のドル安円高となりました。3週間連続のドル安円高進行です。
下記はドル円相場の日足のAVSチャートです。日次モデルは6月3日時点で「米ドル売り円買い」転換しましたが、7日時点では「米ドル売り円買い」継続となっています。6月10日時点のSAR値(売買転換値)は1ドル=100.27円となっています。
AVSの週次モデルは、6月7日時点で「米ドル売り円買い」転換しました。6月14日時点のSAR値(売買転換値)は1ドル=100.58円となっています。
下記は一目均衡表のチャートです。6日7日の終値は転換線の下、かつ雲のすぐ上に位置しています。雇用統計の発表後に、雲の下限を割り込みましたが、すぐに切り返しています。
下記は週足の一目均衡表のチャートです。6月7日時点の終値は転換線を下回りました。
下記はドル円相場のDMIのチャートです。6月3日時点で「米ドル売り円買い」転換しましたが、7日時点では「米ドル売り円買い」継続となっています。ADXは低下中です。
下記はドル円相場のMACDのチャートです。MACDは6月7日時点では「米ドル売り円買い」継続となっています。
下記はドル円相場の週次ベースのMACDのチャートです。6月7日時点で、「ドル売り円買い」転換しています。
下記はドル円相場のRCI 13週のチャートです。低下してきました。
下記はドル円相場のストキャスティクス13日のチャートです。「売られ過ぎ」の領域にあります。
今回の乱高下で、円売りに傾いていたポジションの解消がある程度進んだと推測されます。
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