VIX指数の動き(2013年6月4日時点):16.27%、前日比-0.01ポイント
6月4日のNY株式市場は下落しました。NYダウ工業株30種平均は前日比-0.50%、ナスダック総合株指数は同-0.58%となっています。
本日は利益確定売りの動きが先行し、ダウ工業株30種平均は一時150ドル超下落しました。しかしながら、その後は買い戻しも入り、引けにかけて下げ幅を縮小させています。週末の雇用統計の発表を控えて動きづらい状況となっているようです。
なお、債券相場は金融緩和の早期縮小の観測が広がったため下落(長期金利は上昇)しています。外国為替市場では、米ドルが主要通貨に対して反発しました。
S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、6月4日の終値は16.27%となりました。前日比0.01ポイントの低下で、2営業日連続の小幅低下です。
下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです(2009年以降のチャート)。中長期でみれば、VIX指数はまだ低位を維持しています。
下記はVXV指数のチャートです。6月4日時点のVXV(S&P500指数の3カ月ボラティリティ)は17.26%で、前日比0.04ポイント上昇しました。3営業日連続の上昇です。徐々に上昇しはじめています。
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