VIX指数の動き(2013年5月30日時点):14.53%、前日比-0.30ポイント
5月30日のNY株式市場は上昇しました。NYダウ工業株30種平均は前日比+0.14%、ナスダック総合株指数は同+0.69%となっています。
朝方に発表された新規失業保険申請件数と4月の中古住宅販売成約はコンセンサス予想よりも悪い内容でしたが、大きく反応せず、終日買い優勢で推移しました。ただ、引けにかけて上げ幅が縮小しました。全体としてみれば、NY株式相場の上昇トレンドは継続しています。
なお、債券相場はほぼ横ばいで、外国為替市場では、米ドルが主要通貨に対して続落しています。
S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、5月30日の終値は14.53%となりました。前日比0.30ポイントの低下で、3営業日振りに下落しています。投資家心理が改善したことを示しています。
下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです(2009年以降のチャート)。VIX指数はまだ低位を維持しています。
下記はVXV指数のチャートです。5月30日時点のVXV(S&P500指数の3カ月ボラティリティ)は16.01%で、前日比0.14ポイント低下しました。2営業日振りの下落となっています。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------