CME日経平均先物の投機筋のポジション動向(5月14日時点)…買い越し枚数は高水準を維持! | COTレポートの読み方

CME日経平均先物の投機筋のポジション動向(5月14日時点)…買い越し枚数は高水準を維持!

シカゴ日経平均先物取引について、2013514日時点でのノン・コマーシャルズ(CTAやヘッジファンドなどの投機筋)のポジション状況を確認しておきましょう。

 下記はノン・コマーシャルズのポジション動向(ドル証拠金ベースと円証拠金ベースの合計)です。

ノン・コマーシャズについては514日時点では42,328枚の買い越しとなりました。29週間連続の買い越しですが、買い越し枚数は前週に比べて714枚減少しました(2週間振りの減少)。減少したものの、買い越し枚数は高水準を維持しています。

CTAやヘッジファンドなど投機筋のスタンスは、「強気」継続と判断します。


COTレポートの読み方-CFTC225投機20130514

なお、円証拠金ベースのみのポジション動向をみると、514日時点では28,547枚の買い越しとなりました。30週間連続の買い越しですが、買い越し枚数は前週に比べて54枚減少しました(2週間振りの減少)。

投機筋のスタンスは、「強気」継続と判断します。


COTレポートの読み方-CFTC225円投機20130514

 次に実需筋(コマーシャルズ=年金など機関投資家、ドル証拠金ベースと円証拠金ベースの合計)のポジション動向をみてみましょう。

514日時点では13,961枚の買い越しとなりました。84週間連続の買い越しで、買い越し枚数は前週に比べて6,097枚増加しました(3週間連続の増加)。買い越し枚数は増加しています。

年金など実需筋のスタンスは、「中立」から「強気」に変わったと判断します。


COTレポートの読み方-CFTC225実需20130514

 最後に小口投機家(Non-Reportable)のポジション動向をみてみましょう。

 514日時点では56,289枚の売り越しとなりました。84週間連続の売り越しで、売り越し枚数は前週に比べて5,383枚増加しました(2週間連続の増加)。

小口投機家のスタンスは、「弱気」継続と判断します。


COTレポートの読み方-CFTC225小口20130514

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