VIX指数の動き（2013年5月14日時点）：12.77％、前日比＋0.22ポイント

5月14日のNY株式市場は上昇しました。NYダウ工業株30種平均は前日比＋0.82％、ナスダック総合株指数は同＋0.69％とともに上昇しました。ダウ工業株30種平均は再び史上最高値を更新しています。

この日は特に注目される経済指標はありませんでしたが、景気回復期待が高まり、幅広い銘柄に買いが入りました。ほぼ全面高の展開となっています。NY株式市場は非常に強いといえます。

なお、リスク・オンの動きが続いているため、債券相場は続落（金利は上昇）し、外国為替市場では、米ドルが主要通貨に対して続伸しています。米国内に投資資金が還流しているようです。

S&P500指数のVIX（ボラティリティ・インデックス）をみると、5月14日の終値は12.77％となりました。前日比0.22ポイントの上昇で、3営業日振りに反発しました。投資家心理がやや悪化したことを示しています。

　下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです（2009年以降のチャート）。VIX指数は低位を維持しています。

　下記はVXV指数のチャートです。5月14日時点のVXV（S&P500指数の3カ月ボラティリティ）は14.98％で、前日比0.07ポイント低下しました。2営業日振りの下落です。

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