VIX指数の動き（2013年5月9日時点）：13.13％、前日比＋0.47ポイント

5月9日のNY株式市場は反落しました。NYダウ工業株30種平均は前日比－0.15％、ナスダック総合株指数は同－0.12％となっています。

朝方発表された新規失業保険申請件数がコンセンサス予想より良い内容だったことから買いが入りましたが、一方で利益確定売りも断続的に入り、もみあう展開となりました。引けにかけて売り優勢となり、結局反落しました。ただ、NY株式市場は高値圏にあるものの、上昇トレンドを維持しています。

なお、債券相場は下落（金利は上昇）し、外国為替市場では、米ドルが主要通貨に対して反発しています。ドル円相場が1ドル＝100円の節目を突破したことが目立っています。

S&P500指数のVIX（ボラティリティ・インデックス）をみると、5月9日の終値は13.13％となりました。前日比0.47ポイントの上昇で、2営業日振りに反発しました。投資家心理がやや悪化したことを示しています。

　下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです（2009年以降のチャート）。VIX指数は低位を維持しています。

　下記はVXV指数のチャートです。5月9日時点のVXV（S&P500指数の3カ月ボラティリティ）は14.81％で、前日比0.41ポイント上昇しました。3営業日連続の上昇です。

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