VIX指数の動き(2013年2月12日時点):12.64%、前日比-0.30ポイント
2月12日のNY株式市場はまちまちの動きとなりました。NYダウ工業株30種平均は前日比+0.34%と上昇しましたが、ナスダック総合株指数は同-0.17%と下落しています。
材料難の中で、利益確定入りと新規買いが交錯する展開となりました。この日発表された企業決算は概ね好調で、結局買い優勢となっています。ただ、アップルが下落したことから、ナスダック総合株指数は下落しています。全体としてみれば、NY株式相場は依然として堅調といえます。
なお、債券相場は続落(長期金利は上昇)し、外国為替市場では、米ドルが円を除く主要通貨に対してやや下落しています。
S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、2月12日の終値は12.64%となりました。前日比0.30ポイントの低下で、3営業日連続で下落しています。投資家心理の改善が続いていることを示しています。VIX指数の動きからみれば、株式相場の上昇基調はまだ続きそうです。
下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです(2009年以降のチャート)。VIX指数は低位を維持しています。
下記はVXV指数のチャートです。2月12日時点のVXV(S&P500指数の3カ月ボラティリティ)は14.53%で、前日比0.15ポイント低下しました。3営業日連続の下落です。
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