VIX指数の動き（2013年1月24日時点）：12.69％、前日比＋0.23ポイント

1月24日のNY株式市場はまちまちの動きとなりました。NYダウ工業株30種平均は前日比＋0.33％となりましたが、ナスダック総合株指数は同－0.74％と下落しました。

朝方発表された新規失業保険申請件数がコンセンサス予想よりも良い内容だったため、買い優勢でスタートしました。その後も利益確定売りをこなし、堅調に推移しました。ただ、アップルが大幅に下落したため、ナスダック総合株市場は下落しています。

なお、債券相場は下落（長期金利は上昇）し、外国為替市場では、米ドルが主要通貨に対して上昇しました。円が再び大きく下落しています。

S&P500指数のVIX（ボラティリティ・インデックス）をみると、1月24日の終値は12.69％となりました。前日比0.23ポイントの上昇で、2営業日連続で上昇しています。ただし、投資家心理は引き続き安定しています。

VIX指数の動きから判断すれば、株式相場の上昇基調はまだ続きそうです。

　下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです（2009年以降のチャート）。VIX指数は低位を維持しています。

　下記はVXV指数のチャートです。1月24日時点のVXV（S&P500指数の3カ月ボラティリティ）は14.67％で、前日比0.17ポイント上昇しました。6営業日振りの反発です。

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