VIX指数の動き(2013年1月22日時点):12.43%、前日比-0.03ポイント
1月22日のNY株式市場は上昇しました。NYダウ工業株30種平均は前日比+0.46%、ナスダック総合株指数は同+0.27%となっています。
朝方は12月の中古住宅販売件数や1月のリッチモンド連銀製造業指数がコンセンサス予想を下回ったため、売り先行でスタートしました。しかしながらこの日発表された企業決算が概ね好調だったため、その後反発しています。米国株式相場は堅調ということができます。
なお、債券相場は反発し(長期金利は低下)、外国為替市場では、米ドルが主要通貨に対して下落しています。
S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、1月22日の終値は12.43%となりました。前日比0.03ポイントの低下で、2営業日連続で下落しています。投資家心理は引き続き安定しています。
VIX指数の動きから判断すれば、株式相場の上昇基調はまだ続きそうです。
下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです(2009年以降のチャート)。VIX指数は低位を維持しています。
下記はVXV指数のチャートです。1月22日時点のVXV(S&P500指数の3カ月ボラティリティ)は14.72%で、前日比0.57ポイント低下しています。4営業日連続の下落です。
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