CME日経平均先物の投機筋のポジション動向(2013年1月15日時点)…買い越し枚数は高水準! | COTレポートの読み方

CME日経平均先物の投機筋のポジション動向(2013年1月15日時点)…買い越し枚数は高水準!

シカゴ日経平均先物取引について、2013115日時点でのノン・コマーシャルズ(CTAやヘッジファンドなどの投機筋)のポジション状況を確認しておきましょう。

 下記はノン・コマーシャルズのポジション動向(ドル証拠金ベースと円証拠金ベースの合計)です。

ノン・コマーシャズについては115日時点では22,452枚の買い越しとなりました。12週間連続の買い越しで、買い越し枚数は前週に比べて4,766枚増加しました(2週間振りの増加)。

CTAやヘッジファンドなどの投機筋のスタンスは「買い」継続と判断します。


COTレポートの読み方-CFTC225合計20130115

なお、円証拠金ベースのみのポジション動向をみると、115日時点では20,666枚の買い越しとなりました。13週間連続の買い越しですが、買い越し枚数は前週に比べて695枚減少しました(4週間連続の減少)。

投機筋のスタンスは、まだ「強気」継続と判断します。


COTレポートの読み方-CFTC225円20130115

 次に実需筋(コマーシャルズ=年金など機関投資家、ドル証拠金ベースと円証拠金ベースの合計)のポジション動向をみてみましょう。

115日時点では12,844枚の買い越しとなりました。67週間連続の買い越しですが、買い越し枚数は前週に比べて8,129枚減少しました(2週間振りの減少)。

年金など実需筋のスタンスは、まだ「強気」継続と判断します。


COTレポートの読み方-CFTC225実需合計20130115

 最後に小口投機家(Non-Reportable)のポジション動向をみてみましょう。

 115日時点では35,296枚の売り越しとなりました。67週間連続の売り越しですが、売り越し枚数は前週に比べて3,363枚減少しました(2週間振りの減少)。

小口投機家のスタンスは、「弱気」継続と判断します。


COTレポートの読み方-CFTC225小口合計20130115

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