VIX指数の動き(2012年11月26日時点):15.50%、前日比+0.36ポイント
2012年11月26日のNY株式市場はまちまちの動きとなりました。NYダウ工業株30種平均は前日比-0.33%と下落しましたが、ナスダック総合株指数は同+0.33%と続伸しています。
前週末に大幅高した反動で、前半は利益確定売りが優勢の展開となりました。その後売られた局面では買い戻しも入り、引けにかけて下げ幅を縮小させました。NY株式相場全体は底堅いと言えます。
なお、債券相場は上昇(長期金利は低下)し、外国為替市場では、米ドルが主要通貨に対してやや反発しています。
S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、11月26日の終値は15.50%となりました。前日比0.36ポイントの上昇で、2営業日振りに上昇しました。投資家心理がやや悪化したことを示しています。
下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです(2009年以降のチャート)。VIX指数は引き続き低位を維持しています。
下記はVXV指数のチャートです。11月26日時点のVXV(S&P500指数の3カ月ボラティリティ)は17.31%で、前日比0.27ポイント低下しました。3営業日振りの下落です。
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