VIX指数の動き(2012年8月30日時点):17.83%、前日比+0.77ポイント
2012年8月30日のNY株式市場は下落しました。NYダウ工業株30種平均は前日比-0.81%、ナスダック総合株指数は同-1.05%となっています。
欧州株式相場の軟調を受けて、売り優勢の展開となりました。市場では31日のバーナンキFRB議長の講演を控えて、神経質な動きとなっています。
なお、債券相場は上昇し(長期金利は上昇)。外国為替市場では米ドルが主要通貨に対して上昇しています。
S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、8月30日の終値は17.83%となりました。前日比0.77ポイントの上昇で、4営業日連続で上昇しました。投資家心理の悪化が続いていることを示しています。
VIX指数は短期での上昇基調が続いています。
下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです(2009年以降のチャート)。VIX指数が10%台を維持できるかどうかが、これからのポイントです。
下記はVXV指数のチャートです。8月30日時点のVXV(S&P500指数の3カ月ボラティリティ)は19.82%で、前日比0.10ポイント低下しました。2営業日振りの小幅下落です。
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