CME日経平均先物の投機筋のポジション動向(8月21日時点)…売り越し枚数は2週間連続で増加! | COTレポートの読み方

CME日経平均先物の投機筋のポジション動向(8月21日時点)…売り越し枚数は2週間連続で増加!

シカゴ日経平均先物取引について、2012821日時点でのノン・コマーシャルズ(CTAやヘッジファンドなどの投機筋)のポジション状況を確認しておきましょう。

 下記はノン・コマーシャルズのポジション動向(ドル証拠金ベースと円証拠金ベースの合計)です。

ノン・コマーシャズについては821日時点では2,855枚の売り越しとなりました。11週間連続の売り越しで、売り越し枚数は前週に比べて697枚増加しました(2週間連続の増加)。

CTAやヘッジファンドなどの投機筋のスタンスは、「中立」から再び「弱気」に変わったと判断します。


COTレポートの読み方-CFTC225合計20120821

なお、円証拠金ベースのみのポジション動向をみると、821日時点では6,235枚の買い越しとなりました。37週間連続の買い越しで、買い越し枚数は前週に比べて754枚増加しました(2週間振りの増加)。

投機筋のスタンスは、「強気」継続と判断します。


COTレポートの読み方-CFTC225円20120821

 次に実需筋(コマーシャルズ=年金など機関投資家、ドル証拠金ベースと円証拠金ベースの合計)のポジション動向をみてみましょう。

821日時点では31,490枚の買い越しとなりました。46週間連続の買い越しですが、買い越し枚数は前週に比べて5,338枚減少しました(8週間振りの減少)。

年金など実需筋のスタンスは、「強気」継続と判断します。


COTレポートの読み方-CFTC225実需合計20120821

 最後に小口投機家(Non-Reportable)のポジション動向をみてみましょう。

 821日時点では28,635枚の売り越しとなりました。46週間連続の売り越しですが、売り越し枚数は前週に比べて6,035枚減少しました(2週間連続の減少)。

小口投機家のスタンスは、まだ「弱気」継続と判断します。


COTレポートの読み方-CFTC225小口合計20120821

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