VIX指数の動き(2012年8月24日時点):15.18%、前日比-0.78ポイント
2012年8月23日のNY株式市場は反発しました。NYダウ工業株30種平均は前日比+0.77%、ナスダック総合株指数は同+0.54%となっています。
欧州債務問題に対する懸念から、売り先行でスタートしましたが、バーナンキFRB議長が追加緩和に前向きの認識を示したことから、反発に転じました。ダウ工業株30種平均は100ドル超上げています。
なお、債券相場は下落し(長期金利は上昇)。外国為替市場では米ドルが主要通貨に対して反発しています。
S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、8月24日の終値は15.18%となりました。前日比0.78ポイントの低下で、5営業日振りに下落しました。投資家心理が改善したことを示しています。
下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです(2009年以降のチャート)。VIX指数が10%台を維持できるかどうかが、これからのポイントです。
下記はVXV指数のチャートです。8月24日時点のVXV(S&P500指数の3カ月ボラティリティ)は19.24%で、前日比0.85ポイント低下しました。5営業日振りの下落です。
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