VIX指数の動き(2012年8月23日時点):15.96%、前日比+0.85ポイント
2012年8月23日のNY株式市場は下落しました。NYダウ工業株30種平均は前日比-0.88%、ナスダック総合株指数は同-0.66%となっています。
高値警戒感があるなかで、この日発表された新規失業保険申請件数がコンセンサス予想よりも悪かったこと、さらに追加金融緩和の期待が後退したことから、売り優勢の展開となりました。NYダウ工業株30種平均は4営業日連続で下落しています。
なお、“リスク回避”の動きから債券相場は上昇しています(長期金利は低下)。外国為替市場では米ドルが主要通貨に対して下落しています。
S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、8月23日の終値は15.96%となりました。前日比0.85ポイントの上昇で、4営業日連続で上昇しました。投資家心理の悪化が続いていることを示しています。
下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです(2009年以降のチャート)。VIX指数が10%台を維持できるかどうかが、これからのポイントです。
下記はVXV指数のチャートです。8月23日時点のVXV(S&P500指数の3カ月ボラティリティ)は20.09%で、前日比0.67ポイント上昇しました。4営業日連続の上昇です。
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