VIX指数の動き(2012年7月26日時点):17.53%、前日比-1.90ポイント
2012年7月26日のNY株式市場は大幅上昇となりました。NYダウ工業株30種平均は前日比+1.67%、ナスダック総合株指数は同+1.37%となっています。
朝方発表された6月の耐久財受注と7月21日までの新規失業保険申請件数がコンセンサス予想よりも良い内容だったこと、さらにドラギECB総裁が「ユーロを守るために、あらゆる行動をとる用意がある」と発言したことが好感され、寄り付きから大幅高となりました。一方で、6月の中古住宅販売成約がコンセンサス予想よりも大幅に悪い内容だったのですが、株式相場には影響していません。
なお、債券相場は続落(長期金利は上昇)し、外国為替市場では米ドルが円を除く主要通貨に対して下落しました。
S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、7月26日の終値は17.53%となりました。前日比1.90ポイントの低下で、2営業日連続で低下しました。投資家心理の改善が続いていることを示しています。
下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです(2009年以降のチャート)。
下記はVXV指数のチャートです。7月26日時点のVXV(S&P500指数の3カ月ボラティリティ)は20.24%で、前日比1.64ポイント低下しました。2営業日連続の低下です。
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