VIX指数の動き(2012年4月26日時点):16.24%、前日比-0.58ポイント
2012年4月26日のNY株式市場は3営業日連続で上昇しました。
朝方発表された新規失業保険申請件数がコンセンサス予想よりも悪かったのですが、さほど影響せず、そのあとに発表された3月の中古住宅販売制約がコンセンサス予想を大きく上回り、株式相場にとってプラスに作用しました。この日発表された企業決算も概ね好調で、株式相場全体は終日堅調に推移しました。
なお、債券相場は反発(長期金利は低下)し、外国為替市場では米ドルが主要通貨に対して続落しています。
S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、2012年4月26日の終値は16.24%となりました。前日比0.58ポイントの低下で、3営業日連続で下落しました。投資家心理の改善が続いていることを示しています。
VIX指数が低位で推移しているため、当面NY株式相場は堅調な展開が期待できます。
下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです(2009年以降のチャート)。
下記はVXV指数のチャートです。4月26日時点のVXV(S&P500指数の3カ月ボラティリティ)は18.55%で、前日比0.91ポイントの低下となりました。3営業日連続の下落です。
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