VIX指数の動き(2012年2月28日時点):17.96%、前日比-0.23ポイント
2012年2月28日のNY株式市場は上昇しました。ダウ工業株30種平均は約3年9カ月振りに終値ベースで13000ドル台にのせて引けています。
朝方発表された1月の耐久財受注と12月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数がコンセンサス予想を下回ったため、売られてスタートしました。しかし、その後発表された2月の消費者信頼感指数とリッチモンド連銀製造業指数がコンセンサス予想を上回り、景気の先行きに対する楽観論が広まり、株式相場全体は上昇しました。
なお、債券相場はほぼ横ばいで、外国為替市場では米ドルが円を除く主要通貨に対して売られています。
S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、2012年2月28日の終値は17.96%となりました。前日比0.23ポイントの低下で、3営業日振りに下落しています。投資家心理がやや改善したことを示しています。
下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです(2009年以降のチャート)。
下記はVXV指数のチャートです。2月28日時点のVXV(S&P500指数の3カ月ボラティリティ)は21.60%で、前日比0.27ポイントの低下となりました。3営業日振りの下落です。
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