CME日経平均先物の投機筋のポジション動向(2012年1月24日時点)…買い越し枚数が増加! | COTレポートの読み方

CME日経平均先物の投機筋のポジション動向(2012年1月24日時点)…買い越し枚数が増加!

シカゴ日経平均先物取引について、2012124日時点でのノン・コマーシャルズ(CTAやヘッジファンドなどの投機筋)のポジション状況を確認しておきましょう。

 下記はノン・コマーシャルズのポジション動向(ドル証拠金ベースと円証拠金ベースの合計)です。

ノン・コマーシャズについては124日時点では5,243枚の買い越しとなりました。2週間連続の買い越しで、買い越し枚数は前週に比べて3,058枚増加しています。

CTAやヘッジファンドなどの投機筋のスタンスは、「中立」から「強気」に変わったと判断します。


COTレポートの読み方-CFTC225合計20120124

なお、円証拠金ベースのみのポジション動向をみると、124日時点では8,099枚の買い越しとなりました。7週間連続の買い越しで、買い越し枚数は前週に比べて3,153枚増加しています(3週間連続の増加)。

投機筋のスタンスは、「強気」継続と判断します。


COTレポートの読み方-CFTC225円20120124

 最後に実需筋(コマーシャルズ=年金など機関投資家、ドル証拠金ベースと円証拠金ベースの合計)のポジション動向をみてみましょう。

124日時点では18,964枚の買い越しとなりました。16週間連続の買い越しですが、買い越し枚数は前週に比べて1,229枚減少しました(2週間振りの減少)。

年金など実需筋のスタンスは、まだ「強気」継続と判断します。


COTレポートの読み方-CFTC225実需合計20120124

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