VIX指数の動き(2011年12月28日時点):23.52%、前日比+1.61ポイント
12月28日のNY株式市場は下落しました。
注目されていたイタリアの短期国債入札は好調だったものの、29日に予定されている長期国債入札が引き続き懸念されていること、さらに年末が近づき利益確定売りの動きが広がったことから、売り優勢で推移しました。
なお、“リスク回避”の動きから、債券相場は続伸し(長期金利は低下)し、外国為替市場では米ドルが主要通貨に対して上昇しています。
S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、12月28日の終値は23.52%となりました。前日比1.61ポイントの上昇で、2営業日連続で上昇しています。投資家心理が悪化したことを示しています。
また、12月28日時点のVXV(S&P500指数の3カ月ボラティリティ)は26.75%で、前日比1.21ポイントの上昇となりました。2営業日連続の上昇です。
下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです(2009年以降のチャート)。
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