CME日経平均先物の投機筋のポジション動向(2011年10月25日時点)… 再び売り越す! | COTレポートの読み方

CME日経平均先物の投機筋のポジション動向(2011年10月25日時点)… 再び売り越す!

シカゴ日経平均先物取引について、20111025日時点でのノン・コマーシャルズ(CTAやヘッジファンドなどの投機筋)のポジション状況を確認しておきましょう。

 下記はノン・コマーシャルズのポジション動向(ドル証拠金ベースと円証拠金ベースの合計)です。

ノン・コマーシャズについては1025日時点では3,626枚の売り越しに変わりました。2週間振りの売り越しです。

CTAやヘッジファンドなどの投機筋のスタンスは、まだ「中立」継続と判断します。


COTレポートの読み方-CFTC225合計20111025

なお、円証拠金ベースのみのポジション動向をみると、1025日時点では664枚の売り越しに変わりました。22週間振りの売り越しです。

投機筋のスタンスは、「強気」から再び「中立」に変わったと判断します。


COTレポートの読み方-CFTC225円20111025

 最後に実需筋(コマーシャルズ=年金など機関投資家、ドル証拠金ベースと円証拠金ベースの合計)のポジション動向をみてみましょう。

1025日時点では19,157枚の買い越しとなりました。3週間連続の買い越しで、買い越し枚数は前週に比べて10,913枚増加しています。

年金など実需筋のスタンスは、「強気」継続と判断します。機関投資家は「強気」スタンスを強めているようです。


COTレポートの読み方-CFTC225実需合計20111025

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