CME日経平均先物の投機筋のポジション動向(8月23日時点)…買い越し枚数は2週間連続で減少! | COTレポートの読み方

CME日経平均先物の投機筋のポジション動向(8月23日時点)…買い越し枚数は2週間連続で減少!

シカゴ日経平均先物取引について、2011823日時点でのノン・コマーシャルズ(CTAやヘッジファンドなどの投機筋)のポジション状況を確認しておきましょう。

 下記はノン・コマーシャルズのポジション動向(ドル証拠金ベースと円証拠金ベースの合計)です。

ノン・コマーシャズについては823日時点では6,127枚の買い越しとなりました。40週間連続の買い越しですが、買い越し枚数は前週に比べて2,798枚減少しました(2週間連続の減少)。買いポジションは3週間連続で減少しています。

CTAやヘッジファンドなどの投機筋のスタンスは、まだ「強気」継続と判断しますが、

スタンスに変化がみられます。


COTレポートの読み方-CFTC225合計20110823

なお、円証拠金ベースのみのポジション動向をみると、823日時点では11,041枚の買い越しとなりました。13週間連続の買い越しですが、買い越し枚数は前週に比べて2,704枚減少しました(2週間連続の減少)。

投機筋のスタンスは、まだ「強気」継続と判断します。


COTレポートの読み方-CFTC225円20110823

最後に実需筋(コマーシャルズ=年金など機関投資家、ドル証拠金ベースと円証拠金ベースの合計)のポジション動向をみてみましょう。

823日時点では22,280枚の売り越しとなりました7週間連続の売り越しですが、売り越し枚数は前週に比べて2,274枚減少しました(2週間連続の減少)。

年金など実需筋のスタンスは、まだ「弱気」継続と判断します。


COTレポートの読み方-CFTC225実需合計20110823

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