金融ストレス指数の動き(2011年7月22日時点):プラス0.053%、2週間振りに低下!
セントルイス連邦準備銀行はフィナンシャル・ストレス・インデックス(St. Louis Financial Stress Index=日本語では“金融ストレス指数”と呼ばれている)という指数を開発し、週ベースのデータを公表しています。7月22日時点の数値が発表されていますので、確認しておきましょう。
金融ストレス指数は、18のデータから算出し、金融市場の不安感を示す指標として使われています。金融ストレス指数が上昇すれば、金融の安定度が低下、ストレスが蓄積されていることを示唆し、逆に金融ストレス指数が低下すれば、金融市場における安定度が増したことを示唆します。
金融ストレス指数の詳細を知りたい方は、セントルイス連銀が公表している下記のページを参照してください。
http://research.stlouisfed.org/publications/net/NETJan2010Appendix.pdf
下記は金融ストレス指数のチャートです(7月22日までのデータを反映)。
7月22日時点ではプラス0.053%となっています。前週比0.050ポイントの低下で、2週間振りに低下しています。水準は依然として低い位置にあります。
下記は金融ストレス指数とVIX指数を合わせたチャートです。概ね似た動きをしていることがわかります。
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