VIX指数の動き（2011年5月13日時点）：17.07％、前日比＋1.04ポイント

13日のNY株式市場は2営業日振りに下落しました。

朝方発表された5月のミシガン大学消費者信頼感指数はコンセンサス予想を上回りました。ただし、株式相場への影響は限定的で、週末ということもあり終日軟調に推移しました。欧州の財政赤字問題も引き続き重しとなっています。セクター別では、金融関連株とエネルギー関連株が売られています。

外国為替市場では、米ドルが円を除く主要通貨に対して反発しています。また、リスク回避の動きから、債券相場が上昇（長期金利が低下）しています。

S&P500指数のVIX（ボラティリティ・インデックス）をみると、5月13日の終値は17.07％で、前日比1.04ポイント上昇しました。2営業日振りの上昇で、投資家心理が悪化したことを示しています。

　下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです。中期でみれば、VIX指数の水準は低位を維持しています。

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