LIBOR 3カ月物金利の動き(2011年1月28日時点):ユーロ金利の上昇続く! | COTレポートの読み方

LIBOR 3カ月物金利の動き(2011年1月28日時点):ユーロ金利の上昇続く!

 外国為替相場に影響を与える要因のひとつとして、2国間の金利格差があります。ここで直近の日本と米国、米国とユーロの間の短期金利格差を確認しておきましょう。LIBOR 3カ月物金利の動きをみます。

 下記は米国、ユーロ、日本のLIBOR 3カ月物金利の日足チャートです。

128日時点では、ドルが0.30438%(前週比+0.00125)、ユーロが1.00500%(前週比+0.04312ポイント)、円が0.18875%(前週比変わらず)となっています。

ユーロ金利の上昇が目立ちます。


COTレポートの読み方-LIBOR1-20110128

 次に日本と米国の短期金利格差のチャートをみてみましょう。金利格差(米国-日本)は0.11563ポイントとなり、前週比+0.00125となっています。これはドル高円安圧力がやや強まったことを意味します。


COTレポートの読み方-LIBOR2-20110128

 下記は米国とユーロの短期金利格差のチャートです。金利格差(米国-ユーロ)はマイナス0.70062ポイントとなり、前週末と比べてマイナス幅が拡大しています。ユーロ高ドル安圧力が強まったことを意味します。


COTレポートの読み方-LIBOR3-20110128

------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------