VIX指数と投機筋の動向（11月23日時点）：売り越し枚数は5週間振りに増加！

筆者が重要視しているVIX指数は、先物取引がCBOE（Chicago Board Options Exchange）で取引されています。VIX指数先物の11月23日時点のポジション動向をみてみましょう。

下記はノン・コマーシャルズ（投機筋）のポジション動向とVIX指数を合わせたチャートです。

11月23日時点では15,146枚の売り越しとなっています。36週間連続の売り越しで、前週に比べて売り越し枚数は5,546枚増加しています（5週間振りに増加）。

CTAやヘッジファンドなどの投機筋（ノン・コマーシャルズ）は、VIX指数に対して「弱気」スタンスを継続しています。

VIX指数は当面低水準を維持すると投機筋が予想していることを意味します。

　下記はコマーシャルズ（実需筋）のポジション動向とVIX指数を合わせたチャートです。

11月23日時点では16,697枚の買い越しとなっています。32週間連続の買い越しで、買い越し枚数は前週に比べて8,115枚増加しました（5週間振りに増加）。

機関投資家など実需筋（コマーシャルズ）はVIX指数に対して「強気」スタンスを維持しています。

なお、実需筋はヘッジ手段としてVIX指数先物を活用しています。

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