VIX指数の動き(11月29日時点):21.53%、前日比0.69ポイントの低下!
NY株式市場は続落しました。
アイルランドの財政問題はEUとIMFの支援が正式に決定しましたが、市場はスペインやポルトガルについての問題を重要視しており、幅広いセクターで売りが優勢となりました。ダウ工業株30種平均は一時160ドル超下落しました。しかしながら、引けにかけて買い戻しが優勢となり、大引けでは下げ幅を大きく縮めました。
意外にも堅調な展開だったと評価できます。
外国為替市場では、米ドルがユーロや円など主要通貨に対して引き続き上昇しています。
S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、11月29日の終値は21.53%となり、前日比0.69ポイント低下しました。一時23.84%まで上昇しましたが、引けにかけて低下しました。2営業日振りの低下で、投資家心理がやや改善したことを示しています。
株価は下落しましたが、VIX指数が低下したことは良い兆候です。
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