対外及び対内証券売買契約の状況(10月23日に終わる週)から:外国人は4週間連続で株式買い越し!
2010年10月23日に終わる週の対外及び対内証券売買契約の状況(指定報告機関ベース)をみてみましょう。
非居住者による株式の取得・処分状況は1,145億円の取得超過(買い越し)となりました。4週間連続の買い越しですが、買い越し金額は前週(1,335億円)に比べてやや減少しています。
外国人投資家の日本株に対するスタンスは、10月23日時点で「強気」継続と判断します。
下記は非居住者による公社債の取得・処分状況です。10月23日に終わる週は9,826億円の取得超過(買い越し)に変わりました。3週間振りの買い越しです。
下記は、対外及び対内証券売買契約(株式・中長期債・短期債のすべてを合計したネットの数値)の合計値および4週平均値と、ドル円相場を合わせたチャートです。
このグラフは、週ベースでの証券投資の流れがドル円相場にどう影響しているかを示唆するチャートとなります。
10月23日に終わる週は、4,349億円の資金流入超となりました。3週間振りの資金流入超です。これは円高要因となります。
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