VIX指数の動き(10月27日時点):20.71%、前日比0.49ポイントの上昇!
NY株式市場はまちまちの動きとなっています。ダウ工業株30種平均は3営業日振りに下落しましたが、ナスダック総合株指数は6営業日連続で上昇しています。
11月のFOMCでの追加の金融緩和策が小幅なものにとどまるとの観測が広がり、売り優勢の展開となりました。しかしながらハイテク関連株が買われたこと、また金融関連株が買い戻されたことから、引けにかけて下げ幅を縮めています。
なお、この日発表された9月の耐久財受注と新築住宅販売件数はいずれもコンセンサス予想を上回る好結果となっています。
外国為替市場では、米ドルが主要通貨に対して続伸し、ドル円相場も反発しています。
S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、10月27日の終値は20.71%となり、前日比0.49ポイント上昇しました。3営業連続の上昇で、投資家心理の悪化が続いていることを示しています。
まだ水準が低いとはいえ、VIX指数が上向いていることはあまり良い状況ではありません。
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