米国の新規失業保険申請件数(7月25日時点):新規失業保険申請者数は1.1万人の減少!
昨晩(7月29日)発表された7月25日に終わる週の米国の新規失業保険申請件数を確認しておきましょう。
下記は新規失業保険申請件数のチャートです。7月25日に終わる週は45.7万人となり、前週(46.8万人)に比べて、1.1万人減少しました。2週間振りの減少で、事前のコンセンサス予想(46.0万人)よりも良い内容です。
4週平均をみると、横ばいからやや減少しています。
下記は失業保険継続受給者数のチャートです(1週間前の数値が発表される、直近は7月18日までの数値)。7月18日時点では、456.5万人となり、前週に比べて8.1万人増加しました。4週平均でみるとほぼ横ばいです。
下記は失業保険継続受給者数から換算した失業率のチャートです(週ベース)。通常の雇用統計で発表される失業率(除く軍人)とは算出方法が異なることにご注意ください。
7月18日時点では3.6%となり、前週に比べて0.1ポイント悪化しました。雇用環境はこのところ横ばいの状況です。
失業保険申請件数のデータからみると、雇用環境の改善が止まった可能性を示唆しています。
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