ユーロの動きと投機筋の動向(2010年1月19日時点) | COTレポートの読み方

ユーロの動きと投機筋の動向(2010年1月19日時点)

ユーロの動きと投機筋の動向(2010年1月19日時点)

・・・投機筋による売り越し枚数が減少、まだ「弱気」スタンスを継続!


ユーロ相場について、IMM通貨先物取引の1月19日時点の投機筋(ノン・コマーシャルズ)のポジション動向を確認しておきましょう。


まず最初にユーロドル相場の一目均衡表を確認しておきましょう(1月25日までのデータを反映)。1月25日の終値は転換線と基準線の下に位置しています。


COTレポートの読み方-0126ユーロドル相場の一目均衡表


1月19日時点では、25,282枚のユーロ売り越しになりました。7週間連続のユーロ売り越しです、売り越し枚数は前週に比べて7,365枚増加しました(2週間振りの増加)。


  投機筋のユーロに対するスタンスは、「弱気」継続です。


COTレポートの読み方-0126シカゴ通貨先物(ユーロ)


 ユーロ先物と円先物のポジションの差をとれば、ユーロ-円のポジション動向をみることが可能となります。筆者は、クロス円通貨については、2通貨のポジションの差をとってグラフを作成しています。


下記は1月19日時点でのユーロ-円のポジション動向のチャートです。8,186枚のユーロ売り越しとなりました。10週間連続のユーロ売り越しで、売り越し枚数は前週に比べて7,013枚増加しました(2週間振りの増加)。


 投機筋のユーロ円に対するスタンスは、まだ「中立」継続と判断します。

 

COTレポートの読み方-0126シカゴ通貨先物(ユーロ・円)

 


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