日本の2009年9月の鉱工業生産統計(速報値)から
日本の2009年9月の鉱工業生産統計(速報値)から:生産指数は7カ月連続で上昇!出荷・在庫モメンタムも6カ月連続で上昇!
10月29日(木)に2009年9月の鉱工業生産統計(速報値)が発表されています。足元の生産活動を確認しておきましょう。
下記は鉱工業生産指数(予測値を含まず)と在庫率指数のチャートです。2009年9月の生産指数は前月比+1.43%と上昇しました。7カ月連続で前月比プラスとなりました。また、前回調査の予測指数(+1.1%)を上回っています。
一方で、在庫指数は前月比-0.53%と低下しました。2カ月振りの前月比マイナスです。在庫の減少基調が続いており、在庫調整はかなりの程度進展した、と判断できます。
予測指数をみると、10月+3.1%、11月+1.9%と、2カ月連続の増加を見込んでいます(10月の予測指数は前回調査の+2.2%より0.9ポイント上方修正された)。2009年2月を大底として、生産活動は増加基調が続いています。
下記は予測指数を加えたチャートです。
ちなみに、経済産業省は「総じてみれば、生産は持ち直しの動きで推移している」と前月と同じ表現をしています。基調判断は据え置きです。
下記は出荷・在庫モメンタム(=出荷指数÷在庫指数)のチャートです。2009年9月は-5.13で、前月(-8.63)に比べれば上昇しています。7カ月連続の上昇です。
出荷・在庫モメンタムは生産指数の先行指標とみなされていますから、生産活動は今後さらに上昇する可能性が高いといえます。
下記は出荷・在庫モメンタムと株価のチャートです。出荷・在庫モメンタムは株価の先行指標とみなすこともできます。出荷・在庫モメンタムの動きからみれば、株価はさらに上昇する可能性を示唆しています。押し目は買いチャンスかもしれません。
企業部門については、ファンダメンタルズの改善が続いています。
10月29日(木)に2009年9月の鉱工業生産統計(速報値)が発表されています。足元の生産活動を確認しておきましょう。
下記は鉱工業生産指数(予測値を含まず)と在庫率指数のチャートです。2009年9月の生産指数は前月比+1.43%と上昇しました。7カ月連続で前月比プラスとなりました。また、前回調査の予測指数(+1.1%)を上回っています。
一方で、在庫指数は前月比-0.53%と低下しました。2カ月振りの前月比マイナスです。在庫の減少基調が続いており、在庫調整はかなりの程度進展した、と判断できます。

予測指数をみると、10月+3.1%、11月+1.9%と、2カ月連続の増加を見込んでいます(10月の予測指数は前回調査の+2.2%より0.9ポイント上方修正された)。2009年2月を大底として、生産活動は増加基調が続いています。
下記は予測指数を加えたチャートです。

ちなみに、経済産業省は「総じてみれば、生産は持ち直しの動きで推移している」と前月と同じ表現をしています。基調判断は据え置きです。
下記は出荷・在庫モメンタム(=出荷指数÷在庫指数)のチャートです。2009年9月は-5.13で、前月(-8.63)に比べれば上昇しています。7カ月連続の上昇です。
出荷・在庫モメンタムは生産指数の先行指標とみなされていますから、生産活動は今後さらに上昇する可能性が高いといえます。

下記は出荷・在庫モメンタムと株価のチャートです。出荷・在庫モメンタムは株価の先行指標とみなすこともできます。出荷・在庫モメンタムの動きからみれば、株価はさらに上昇する可能性を示唆しています。押し目は買いチャンスかもしれません。

企業部門については、ファンダメンタルズの改善が続いています。
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