ニューヨーク株式のCMEポジション動向・・・投機筋は「弱気」から「中立」スタンスに変わる!
ニューヨーク株式のCMEポジション動向(2009年9月22日時点)
・・・投機筋は「弱気」から「中立」スタンスに変わる!
米国株式関連の先物取引について、2009年9月22日時点の投機筋(ノン・コマーシャルズ)のポジション動向をみてみましょう。
最初にS&P500の週足のチャートを確認しておきましょう(9月25日時点)。
1週間前に比べると-2.2%となりました。3週間振りの下落です。週末値(9月25日)は+2シグマの下に位置しています。上昇トレンドが継続しています。
次に、CMEの先物市場での投機筋(ノン・コマーシャルズ)のポジション動向を確認しておきましょう。
下記はCMEのS&P500先物の投機筋のポジション動向を示したチャートです。9月22日時点では差引きで5,000枚の売り越しとなりました。14週間連続の売り越しですが、売り越し枚数は前週に比べて6,356枚減少しています(3週間連続の減少)。
ヘッジファンドやCTAなどの投機筋の米国株式に対するスタンスは、「弱気」から「中立」に変わったと判断します。
次にCMEのナスダック100先物の投機筋のポジション動向のチャートをみてみましょう。
9月22日時点では3,028枚の買い越しに変わりました。4週間振りの買い越しです。
ヘッジファンドやCTAなど投機筋のスタンスは、「中立」から「強気」に変わったと判断します。
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